誘われ上手な五人の人妻誘われ上手な五人の人妻[AA]
青橋由高(著)
フランス書院文庫(公式サイトはこちら
オータムリーフでの販促(後日談SS)はこちら
「今日、夫は出張で帰らないの……だから」
腕を絡めて豊麗な乳房をそっと密着させる理子。
雪肌から湧きたつフェロモンが博巳の理性を狂わせる。
極上手コキ、絶品フェラチオ、悶絶セックス。
清楚な姿から想像できない濃厚テクに翻弄されて……
誘われ上手で誘い上手――五人のおいしすぎる人妻!

 2018年10月発売予定。通算60冊目(アンソロ系含まず)。フランス書院文庫では10冊目。私にとっては節目となる冊数になりますね。ありがたいことです。

 タイトルからわかるように、短編集です。「七人のおいしい人妻」「六人のおいしい艶熟女」「年の差のある七つの姦係」に続く、4冊目の短編集となります。
 今回も「特選小説」誌に掲載された短編に加筆修正して、さらに書き下ろしを加えた上で、全作品をちょこっとリンクさせるという構成です。
 ……最初にこのシステム?にしちゃったことを、ちょっと後悔してるのは秘密だ(笑)。だって、本当に大変なんだもん!
 今やめると、手抜きしてるように思われそうだから頑張りますが! 次があるかはわからんですが! あるといいな!

 公式サイトに書いてあるように、以下のような5つの短編が収録されてます。

第一話……誘われ上手な隣人妻 夫がいない寝室
第二話……教わり上手な熟肉妻 欲しがりな身体
第三話……甘え上手なモデル妻 世界一綺麗な××で
第四話……床上手な淫ら妻 昼顔夫人と電器屋
第五話……押しかけ上手なメイド妻 大胆すぎるご奉仕

 このうち、第一話と第五話が書き下ろしです。
 特選小説からの再録となる3本の、元のタイトルはこんな感じです。

第二話……「バレー部の先輩」
第三話……「美しい指のひと」
第四話……「アフターサービス」

 実際は単純な再録ではなく、雑誌掲載時は削った部分を復活させたり、細かい表現を修正したりしています。大筋はそのままですけれど。
 あと、各短編のあいだにはそれぞれを繋ぐ幕間パートを書き下ろしてあります。

 なぜ美少女文庫の新刊「僕には悪魔(リリス)な師匠がいます」と同じ月の発売となったのか、人妻縛りなのか、短編集なのに再録より書き下ろしたパートのほうがずっと多いのか、などの裏話はまた次回。

 さて、今回は黒本にしては珍しく販促がございます。オータムリーフで購入すると、第五話の後日談を書き下ろしたショートショートがついてきます。文庫換算で9ページほどになります。
 JMA、日本メイド協会という、美少女文庫の作品群ではちょこちょこ出てくる謎の組織(笑)についてヒロインが語ったりする、黒本読者がついてこられるのかちょっと不安だったりする内容です。
 正直、自分が書きたいから書いたって感じですね。
 プロットの時点ですでにあった設定なんですが、作中では書き切れなかったので、販促してもらえるあてもなく作ったものとなります。

その2に続く)