僕には悪魔(リリス)な師匠がいます僕には悪魔(リリス)な師匠がいます[AA]
青橋由高(著)・HIMA(イラスト)
美少女文庫(公式サイトはこちら
メロンブックスでの特典(タペストリー、SS付リーフレット)はこちら
とらのあなでの特典(スウェードポスター、SS付リーフレット)はこちら
オータムリーフでの特典(SS小冊子、イラストカードはこちら

「このエロ弟子ぃ、早くイキなさいぃ!」
 黒のウェディングドレス姿で跨がって、可愛い弟子の童貞を奪う原初の悪魔リリス。
「リリア様好きです、ずっと好きでした」
 若さに任せた突き上げが子宮を縦に揺さぶって、一番神聖な部分が、一番大切な愛弟子に蹂躙されていると知覚した瞬間、ついに黒衣の新婦は弟子に、人間に敗北した。
「あっ、イク、今のホントにダメぇぇ!!」
 歓喜の涙を滲ませて、背を仰け反らせて、双つの巨乳を波打たせて、伝説の悪魔は、初めての体験で、初めての夫婦生活で、初めての本気アクメに導かれた。
 …………
「これで勝ったなんて思わないことねっ!最初にイッたのはお前で私はそのあと!」
 先に達したことを隠そうと負けず嫌いを口にする、可愛い可愛い悪魔嫁!

 2018年10月売。通算59冊目(アンソロ系含まず)。美少女文庫ではなんと50冊目!

 イラストのHIMAさんとのコンビは「お嬢様姉妹はW嫁!」「メイドやります! 年上お姉さんとツンツン幼なじみ」「僕には龍神(ドラゴン)なお姉ちゃんがいます」「僕には家事妖精(シルキー)なメイドがいます」に続く5作目となります。「僕には〜」の人外ヒロインシリーズとしては3作目ですね。

 おかげさまでドラゴンお姉ちゃん、妖精メイドが好評でしたので、今回もその路線を狙ってみました。はっはっは。これも当たったら、次もやるよ!(断言)

 最初に決めなくてはならなかったのは、ヒロインの種族です。
 ……種族から決めるエロ小説。凄いなおい。デビューした頃の私に教えてやりたい。未来のお前はそんなふうに小説書いてるぞ、と。

 ドラゴン、シルキーと来て、次はどうしようかと考えましたが、それほど悩まずに悪魔ヒロインになった……ようです。当時の打ち合わせのこと、あんまりよく覚えてないので。
 今、当時のメールとかプロット見てみたんですが、「女の悪魔キャラ」ってことだけはすぐに決まったものの、そこから先でちょっと苦労したんですね。なんとなく思い出してきました、はい。

 若干の紆余曲折のあと、「リリス」という悪魔に決まりました。
 主人公との関係は師匠と弟子にしようと考えてたので、この時点ですでに「僕には悪魔(リリス)な師匠がいます」って仮タイトルできたことになりますね。

 余談ですが、この時点で私は「りゅうおうのおしごと!」未読でして、あとから原作大人買いして読みました。姉弟子最高。

 大変だったのは、リリスという悪魔。
 あれこれ資料を調べましたけど、様々な言い伝えがある存在なので、どうしたものかと悩みました。どのネタを使い、どれを切り捨てるかの選択が難しかったですね。
 私は執筆前にそれなりに下調べするほうだと思うのですが、今作はここ最近では一番手間をかけたんじゃないでしょーか。

 悪魔をヒロインにする時点で、「悪魔メイドはツンツンデレデレ!」とリンクさせることは決めてました。どんなふうに繋がってるかは、是非、読んでみて確認してみてください。タマさんも固有名詞は出てませんけど、セリフはありますよ。
 後日談となる同人誌は電子版もございますのでよろしくです。

通常サイズ悪魔メイドはツンツンデレデレ!
詳細はこちら
大きめサイズ青橋由高短編集7 悪魔メイドはデレデレです
詳細はこちら

 さて、ここで先に販促関係のお知らせを。
 私が書いた販促用ショートショートは3本になります。3本とも、文庫換算6ページくらいの後日談です。オータムリーフ、メロンブックス、とらのあな、それぞれ別々の内容となります。エロはなし。
 また、メロンブックス・とらのあなの特典であるタペストリーとポスターは有償のものとなります。


その2に続く)