僕には龍神(ドラゴン)なお姉ちゃんがいます[AA]
青橋由高(著)・HIMA(イラスト)
美少女文庫(公式サイトはこちら)
アニメイトの特典はこちら
オータムリーフの特典はこちら
とらのあなの特典はこちら
メロンブックスの特典はこちら
(その3から続く)
自己解説、ひとまず今回が最後になりますので(なにか思い出したら書きますけど)、残ってるネタをぱらぱらと。
まず、その3で書き忘れたエピローグについてから。
私はよく、初稿の時点でエピローグに悩みます。プロットの段階であまりきちっと決めることが少ないため、毎度毎度、書きながら考えることが多いからです。
途中で「おっ、これだ!」といいアイディアが浮かぶこともあれば、デッドライン近くまで延々と悩んであーだこーだと試行錯誤することもあります。今回は後者でした。
初稿と最終稿でも序盤はほぼ同じです。ラスト4ページを書き足した感じですね。
ここ、ゲラ校正も終わって、本来ならもう作者の手を離れた段階でいじらせていただきました。すみません。しかも急遽PDFで送ってもらった原稿にミス見つけてしまい、さらに再修正とか、本当にどたばたしてました。
苦労するのは作り手の勝手ですけど、少しでも読者のみなさんにとって心地よいラストになってればいいなぁ、とは願ってます。
読んだ方はおわかりのとおり、あのラストはタイトルが正式に決まったからこそ書けたものです。
ある程度は頭の中で考えてた展開ではありましたけど。倉の中で色々調べごとしてるシーンも、一応は伏線のつもりでした。
実はプロローグも書き直してますけど、これは単純にイラストとか、変更した設定に合わせての修正です。大筋は一緒。
あと、各章のサブタイトルは、かなり早い段階でこんな感じでやることになってました。初稿の時点でサブタイトルは書いてましたけど、担当さんが妙に気に入ったようでして。
続きましては、登場人物について。
今作では意図的にキャラを減らしました。私の作品ではよくあるように、主人公の友人や同級生を出そうかとも考えたのですが(今回だとポニーテールのクラスメイトとかね)、色々思うところもあって、あのようになりました。
弟くんがぼっちだと思われないように、ちゃんと友人と遊んだりしてるって説明は入れましたけども。
お姉ちゃんも、なんだかんだと地域の人たちとは交流してるってわかるように書きましたし。
悩んだのは主人公の親戚。特にあのダメ男の扱い(笑)。辰希にあーゆーことしようと思ったのはあのときが初めてです、念のため。わかるように書いたつもりですが。
他の親族との過去についても、わざとほとんど触れませんでした。姉弟の今と未来をメインに描きたかったので。それと、ページ数に余裕もなかったし!(ぶっちゃけ発言)
ヒロインの龍子お姉ちゃん、実はもちっとクール系でした。無表情のまま、無言で、黙々と、ひたすら弟のおでこを延々と撫で回してるような、そんなイメージだったのです。
事実、HIMAさんから届いた最初のキャララフとか表紙ラフはまさにそんな感じでした。
それがなぜあのようになったか。なってしまったか。
半分は、キャラが勝手にそっち方面に動いちゃったためで、残りの半分は、HIMAさんのカラーピンナップ用のラフで、お姉ちゃんが可愛く笑ってたから!
よし、こっちの路線で行こうと修正しました。
絵に触発されてイメージが膨らむのは、イラストがある本のいいところですね。楽しいです。
弟の辰希くんは、企画段階から全然変わってません(笑)。
あ、作中で「僕がおじいちゃんになったら……」云々って場面がありますけど、あそこらへん、初稿だともう少しさらっと流してました。担当さんが「ここ、テーマに関わるところだからもっと掘り下げても」と言ったので、若干、書き足しました。
あのあたりは、私の他の作品とも共通する考え方ですね。
って、読んでない人にはなにがなんだかって話題ですんませんっ。
キャラといえば、最初はお姉ちゃんには妹がいるって設定になってました。辰希くんから見るとこちらもお姉ちゃんですけどね。完成稿ではそこらへんぼかしてます。いるかもしれないし、いないかもしれない(笑)。
他にも、この本では敢えて書かなかった・説明しなかった部分が普段よりもちょっと多めです。
辰希がどうしてあそこまでしてお姉ちゃんに家族に会って欲しいと思ったのか、とか。
ページが足りなかったって理由ではなくて、ほとんどが意識してのものです。
わかりにくかったらごめんなさい。
ただ、あんまり深く考えずに、ドラゴンお姉ちゃんとのいちゃいちゃ生活を楽しんでいただければ幸いです。そーゆー作品です。エロくて可愛いお姉ちゃんとの日々を、むっふー、ぐへへへ、などと気楽に読んでくださいませ。読んでるあいだだけでもつらくて面倒で苦しい現実を忘れてもらえれば、私は本望です。
最後に、おなじみの他作品とのリンクですけど、今回は簡単ですね。
ここは妖怪メイドアパート
青橋由高(著)・有末つかさ(イラスト)
美少女文庫
自己解説はこちら
余談ですが、リンクのためにこれ読み返したんですけど、自分の作品でほろっとしたバカは私です。にゃんこのくだりがダメです……。
完成した本文イラストを見て、お姉ちゃんの尻尾が思ってたより太くて「ふっと!」などと口にしてしまった秘密を暴露しつつ、ひとまず自己解説を終わります!
青橋由高(著)・HIMA(イラスト)
美少女文庫(公式サイトはこちら)
アニメイトの特典はこちら
オータムリーフの特典はこちら
とらのあなの特典はこちら
メロンブックスの特典はこちら
僕にはお姉ちゃんがいます――正体は龍神で困っちゃうくらいブラコンです。
「辰希のタマタマ食べちゃいたい!」
玉転がしフェラで弟をイジメ可愛がる姉巫女ドラゴン!
「龍子お姉ちゃんの初めては弟、って決まってるのよ!」
巨乳を揺らし弟精子を搾る龍の神様。
姉と弟、ラブで幸せで在り続ける物語。
(その3から続く)
自己解説、ひとまず今回が最後になりますので(なにか思い出したら書きますけど)、残ってるネタをぱらぱらと。
まず、その3で書き忘れたエピローグについてから。
私はよく、初稿の時点でエピローグに悩みます。プロットの段階であまりきちっと決めることが少ないため、毎度毎度、書きながら考えることが多いからです。
途中で「おっ、これだ!」といいアイディアが浮かぶこともあれば、デッドライン近くまで延々と悩んであーだこーだと試行錯誤することもあります。今回は後者でした。
初稿と最終稿でも序盤はほぼ同じです。ラスト4ページを書き足した感じですね。
ここ、ゲラ校正も終わって、本来ならもう作者の手を離れた段階でいじらせていただきました。すみません。しかも急遽PDFで送ってもらった原稿にミス見つけてしまい、さらに再修正とか、本当にどたばたしてました。
苦労するのは作り手の勝手ですけど、少しでも読者のみなさんにとって心地よいラストになってればいいなぁ、とは願ってます。
読んだ方はおわかりのとおり、あのラストはタイトルが正式に決まったからこそ書けたものです。
ある程度は頭の中で考えてた展開ではありましたけど。倉の中で色々調べごとしてるシーンも、一応は伏線のつもりでした。
実はプロローグも書き直してますけど、これは単純にイラストとか、変更した設定に合わせての修正です。大筋は一緒。
あと、各章のサブタイトルは、かなり早い段階でこんな感じでやることになってました。初稿の時点でサブタイトルは書いてましたけど、担当さんが妙に気に入ったようでして。
続きましては、登場人物について。
今作では意図的にキャラを減らしました。私の作品ではよくあるように、主人公の友人や同級生を出そうかとも考えたのですが(今回だとポニーテールのクラスメイトとかね)、色々思うところもあって、あのようになりました。
弟くんがぼっちだと思われないように、ちゃんと友人と遊んだりしてるって説明は入れましたけども。
お姉ちゃんも、なんだかんだと地域の人たちとは交流してるってわかるように書きましたし。
悩んだのは主人公の親戚。特にあのダメ男の扱い(笑)。辰希にあーゆーことしようと思ったのはあのときが初めてです、念のため。わかるように書いたつもりですが。
他の親族との過去についても、わざとほとんど触れませんでした。姉弟の今と未来をメインに描きたかったので。それと、ページ数に余裕もなかったし!(ぶっちゃけ発言)
ヒロインの龍子お姉ちゃん、実はもちっとクール系でした。無表情のまま、無言で、黙々と、ひたすら弟のおでこを延々と撫で回してるような、そんなイメージだったのです。
事実、HIMAさんから届いた最初のキャララフとか表紙ラフはまさにそんな感じでした。
それがなぜあのようになったか。なってしまったか。
半分は、キャラが勝手にそっち方面に動いちゃったためで、残りの半分は、HIMAさんのカラーピンナップ用のラフで、お姉ちゃんが可愛く笑ってたから!
よし、こっちの路線で行こうと修正しました。
絵に触発されてイメージが膨らむのは、イラストがある本のいいところですね。楽しいです。
弟の辰希くんは、企画段階から全然変わってません(笑)。
あ、作中で「僕がおじいちゃんになったら……」云々って場面がありますけど、あそこらへん、初稿だともう少しさらっと流してました。担当さんが「ここ、テーマに関わるところだからもっと掘り下げても」と言ったので、若干、書き足しました。
あのあたりは、私の他の作品とも共通する考え方ですね。
って、読んでない人にはなにがなんだかって話題ですんませんっ。
キャラといえば、最初はお姉ちゃんには妹がいるって設定になってました。辰希くんから見るとこちらもお姉ちゃんですけどね。完成稿ではそこらへんぼかしてます。いるかもしれないし、いないかもしれない(笑)。
他にも、この本では敢えて書かなかった・説明しなかった部分が普段よりもちょっと多めです。
辰希がどうしてあそこまでしてお姉ちゃんに家族に会って欲しいと思ったのか、とか。
ページが足りなかったって理由ではなくて、ほとんどが意識してのものです。
わかりにくかったらごめんなさい。
ただ、あんまり深く考えずに、ドラゴンお姉ちゃんとのいちゃいちゃ生活を楽しんでいただければ幸いです。そーゆー作品です。エロくて可愛いお姉ちゃんとの日々を、むっふー、ぐへへへ、などと気楽に読んでくださいませ。読んでるあいだだけでもつらくて面倒で苦しい現実を忘れてもらえれば、私は本望です。
最後に、おなじみの他作品とのリンクですけど、今回は簡単ですね。
ここは妖怪メイドアパート
青橋由高(著)・有末つかさ(イラスト)
美少女文庫
自己解説はこちら
余談ですが、リンクのためにこれ読み返したんですけど、自分の作品でほろっとしたバカは私です。にゃんこのくだりがダメです……。
完成した本文イラストを見て、お姉ちゃんの尻尾が思ってたより太くて「ふっと!」などと口にしてしまった秘密を暴露しつつ、ひとまず自己解説を終わります!
コメント
コメント一覧
私にとって「ここは妖怪メイドアパート」はそこまでの思い入れはない作品でした。
アパート物とメイド物はあわないなとか、お前らメイドの格好してるだけでメイドらしい事何もしてないじゃないか、特に座敷童、とかそんな感想ばかりが出てきた作品でした。
多分今までに買って読んだ事がある青橋作品の中でも評価は低い方です。
企画→プロット→初稿→何回かの直し→原稿完成→編集や校正の仕事。
みたいなサイクルとした場合、イラストはプロットの段階で出てくるのでしょうか。
それとも初稿後からか。
「妖怪メイドアパート」についての補足。
メイドがメイドとして活躍するにはある程度以上の広さを持った空間が必要だ、という考えがあって狭いアパートはそれを満たさないのでアパート物とメイド物は合わないな、と思ったんです。
それにアパート物は個性的な住人が多く出てくる事が面白さの鍵とも思っているので主人公も含めて四人では少ないな。
と、言うのが面白さを感じなかった理由の一つです。
妖怪メイドホテルとか、妖怪メイド屋敷だったらと思いました。
それと「妖怪メイドアパート」を読んで思ったのが「メイドになります」の未来の話みたいだな、という事でした。
ハーレムエンドではなく、誰か一人を選んだ場合の。
感じるイメージは由佳里か紗弥子でした。
主人公の祖母が一番ご主人様に似ている孫に「メイドを持つ喜びを与えたい」と考えたのがそもそものきっかけで、彼女の人生で最も楽しかった他のライバル達とご主人様の一番をかけて争っていたあの頃の、思い出の地でそれを孫に与えたいと考えた結果があの物語になったのかなと勝手に想像しました。
イラストに関しては、多分、私はかなり特殊な工程のケースが多いので、参考にはならないかと……。
昔どこかの特典(オータムリーフだったかな)で書いたんですが、私のハーレム作品はすべて、そのままハッピーエンドで終わると設定してあります。
そんなわけで、主人公が誰か一人だけを選ぶという未来は、今のところ考えたこともないですねえ。
ここらへんはまたどっかで改めて書きたいとは思います。