大サイズ僕には龍神(ドラゴン)なお姉ちゃんがいます[AA]
青橋由高(著)・HIMA(イラスト)
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僕にはお姉ちゃんがいます――正体は龍神で困っちゃうくらいブラコンです。
「辰希のタマタマ食べちゃいたい!」
玉転がしフェラで弟をイジメ可愛がる姉巫女ドラゴン!
「龍子お姉ちゃんの初めては弟、って決まってるのよ!」
巨乳を揺らし弟精子を搾る龍の神様。
姉と弟、ラブで幸せで在り続ける物語。

その2から続く)

 企画段階では「ブラコンドラゴン」「姉ドラゴン」といった仮称だった今作、正式タイトルをどうするか、色々と候補が出ました。
 なお、一部で話題になった仮タイトル「瀧波さんちの〜」は担当さんの犯行です。私は無実だ!

 さすがにアレを正式タイトルにするわけがないので、色々と案を出しました。
 最終的には以下の4つくらいに絞ったのかな?

A:お姉ちゃんはブラコン(ハート)ドラゴン!
B:僕にはドラゴンなお姉ちゃんがいます、僕には龍神<ドラゴン>なお姉ちゃ
んがいます、僕には龍<ドラゴン>のお姉ちゃんがいます
C:瀧波家のドラゴンは弟が好きすぎて毎日エロエロ撫で回したいっ!
D:ブラコン(ハート)ドラゴン〜僕とお姉ちゃんのエロ甘日記〜

 私は企画当初から「ブラコンドラゴン」って響きが気に入ってたので(だから作中にもちょこちょこ出てくる)、A案かなぁと思ってましたが、担当さんの受けがびみょー。
 C案はもちろん「過保護な妹は兄さんが好きすぎて毎日エロエロ甘やかしたいっ!」が元ネタ。
 今回の企画は「過保護な〜」のお姉ちゃん版というイメージでも書いてたので、これはこれでいいかも、と思ってました。
 D案はA案を変化させたものですね。

 ま、最終的にはB案が採用されました。
 日本的なドラゴン、龍神様をイメージしてたこと、表紙イラストも巫女服だったから、「僕には龍神(ドラゴン)なお姉ちゃんがいます」に決めました。

 西洋のドラゴンではなく、東洋的な龍をイメージしたのは、私がまだ8歳くらいの頃に読んだ1冊のコミックの印象がとても強かったからです。



 当時でももう完結してたのですが、母親がまとめて買ってくれて、2日間かけて全巻一気読みしたことをよく覚えてます。
 そしてこの44巻の表紙が、すっごく怖かったんですよね。本当に怖かったんです。今見ると「なんで?」って思うんですが。
 44巻のエピソードに出てくる、2本の角が生えた怪魚の潜む滝壺をイメージして書いてました。
 ただ読み返したわけではなく、当時の記憶とか印象を頼りにしただけなので、実際は全然違ってるかも? 今度、電子版で買い直してみようかなぁ。

 そうそう、作中の舞台となった瀧波神社とか加美瀧山、当初は別の名称でした。調べたら、実在するところがあったので。今はこういうの調べるのが楽で助かります。

(自己解説その4に続く)