通常サイズ年の差のある七つの姦係[AA]
青橋由高(著)
フランス書院文庫(公式サイトはこちら

オータムリーフにて販促ペーパーあり(もう一つのエピローグ・書き下ろし)
セーター越しの豊満ボディが悩ましすぎる美人妻と……
家庭教師先にいたシングルマザーに時間外授業を施し……
美熟フェロモン全開の叔母と暮らす「同棲生活」で……
美しい兄嫁が隠していた「淫らな秘密」を知ってしまい……
大人の女体に変わりつつある義理の娘に関係を迫られ……
年の差を越えて堕ちていく、七つのおいしい禁忌(タブー)!

その1から続く)

 特選小説で発表した短編のうち、単行本に未収録かつ主人公とヒロインの年齢差が大きな作品は10本弱ありました。その中から担当さんが5本を選んだのですが、まとめて読み返してみると、どうしても似た傾向のストーリーになってるなぁ、というのが個人的には気になりました。
 短編だとどうしても展開を早めなければいけないので、ある程度は自分でもわかってて書いてるんですが、単行本で連続して読まれるとマンネリと思われちゃうかも……という危機感が書き下ろしの2本に繋がってます。

 担当さんから提示されたのは読者から「未亡人」「兄嫁」という、ある意味定番のネタ。しかし、官能において定番は無理に外してはならない基本線。なにより、私も好きなネタです(笑)。
 ただ、先に書いた理由もあって、敢えて少し変化球的な話にしてみました。
 普段から変化球ばっかりじゃねえか、というツッコミはスルーさせていただきます。本人は上原浩治投手のホップするかのような高回転ストレート投げてるつもりなのです。たとえ結果的にナックルみたいになってたとしても!

 担当さんが「できればメイド要素も」と言ってたんですが、最初に考えたのは未亡人作品にぶち込むことでした。実際、途中までそれで書いたのですが、「なんか違う……」と修正して、最終的にあのような形になりました。
 未亡人とメイドってどっかで誰かやってんじゃないか、と思って調べたら、こんなの発見して驚いたことをよく覚えてます。

私のご主人さま―和メイドと未亡人と少年と (フランス書院文庫)
青橋由高
フランス書院文庫
自己解説はこちら


 すでに書いてるじゃん私! 忘れてたわ! しかもさらっと美少女文庫作品とリンクしてるし!

 本当はね、もっとメイド要素盛り込むつもりだったんですよ。ただ、書き下ろし2本、調子に乗って書いてたらページ数が足りなくなっちゃいましてね……今回は絶対にページ余ると思って余裕ぶっこいてたらこの有様ですよ! 色々な意味でブレないよね、私!

 あ、もちろん書き下ろしの2本には、他の5本を繋ぐという大切な役目も担ってもらいました。

 前の短編集「七人のおいしい人妻」は1本目から7本目に流れる時間をイメージしましたが、今回はループさせたいな、と考えて、あのようなラストになりました。
 でも、ゲラの段階ではループしてないんですよね。次の作品に繋がる幕間テキストもすべての短編にあったわけじゃなかったので、これも最後の最後で書き足しました。ゲラ校正になってるのに無理言って新しいテキストを複数押し込んで担当さん困らせたバカは私です。ごめんなさい。でも妥協したくなかったのです。

 最初と最後をどの作品にするかはすぐに決まったのですが、それはこの仕掛けを念頭に置いていたためです。特に最後のは、雑誌掲載時から将来的にはこうなるよね、と想定して書いてありました。ま、いつもの青橋路線ですし。

 書き下ろしエピソードの完全版(?)は、オータムリーフの特典ペーパーで読めますので、興味ある方は是非。文庫換算で6ページくらいです。
 数年後くらいに、このブログか同人誌でも発表すると思いますが、待ちきれない方はこちらを是非。

 これとは別に、美少女文庫の別作品とのリンクを示すお遊びショートショートも別途書いてありますので、次回、公開します。

その3に続く)