ここ3日ほど続けて睡眠が2、3時間という状態で、今夜は久々にがっつり寝られそうです。
 仕事の〆切がピンチ、などではなく、完全に別の事情ですが。ちょっと自宅近辺で工事やってて起こされたりとか、用事があったりとか。
 もっとも、そろそろお仕事のほうも危険な領域に入りつつあります。そろそろ11月が死ぬということに本気で驚いております。あ、あれ、もう12月来ちゃうの? 早くね?

 まずは美少女文庫の改稿をやらねばなりません。多分、1月発売、かな?
 それから次の書き下ろし長編(プロット通過済み)に着手しつつ、冬コミの新刊2冊。
 もっとも、冬コミのうちの1冊はほぼ終わってますが。

千冬姉仮表紙IS 千冬姉まとめ本(仮)
青橋由高(著)・風華チルヲ(イラスト)
全年齢向け

 書き下ろし分があと10ページくらい、ですかね。
 もう1冊は美少女文庫の改稿終わったら書き始めます。

 あとは別の長編プロットも一応通過したので、こちらは冬コミ原稿終わってからちょびちょび始めようかと。
 …………なんか忘れてるな。なんだっけ。

 ……あ。特選小説もあった。でも、こっちはプロットの〆切までまだ一ヶ月あるから考えないようにしよう!(逃避)

(最近読んだフランス書院文庫)
僕の新生活: おばさまと二人の美娘と (フランス書院文庫)
小日向 諒
フランス書院(公式サイトはこちら
2015-02-23


 帯にあった「最高の美母娘ハレム」という一文に惹かれて読みました。母娘丼はロマン……!
 ヒロインは3人で、未亡人の熟女、女子大生のお姉さん、先輩優等生という王道。
 いいの、このジャンルでは下手にひねらないほうがいいのよ!

 一人暮らしを始める主人公に未亡人が、お姉さんが、先輩が……という流れで、これもまあ王道の流れです。が、この主人公の少年がちょっと特徴的。
 外見は美少女みたいで、しかもすでに童貞ではなく、この設定が後半、色々とイカされて……違う、活かされてきます(普通にああいう変換する私のATOK)。
 女装ネタとか、なかなか背徳的でどきどきさせられる描写でした。ラストもかなり飛ばしてますし(笑)。

 序盤読んでて「んん?」と思ったのが、先輩にすでに恋人がいる、という点。
 えー、この設定と路線でNTRはちょっとなー、無理矢理もなんかなー、一人くらいは処女じゃないとなー、と思ってましたが、杞憂でございました。

 基本的な流れはオーソドックスですが、そこかしこに著者の個性が散りばめられた作品でした。
 とはいっても、別に読者を置き去りにしたような個性ではないのでご安心を。
 文章も巧みで、ハイレベルな一冊。

 私のお気に入りは、もちろん先輩。