甘すぎる帰省 下
青橋由高
綜合図書
2016-02-25


 特選小説での18作目にして、短期連載ラストの3回目。

 〆切ぎりぎりのところで分量超過というアクシデントがあったものの、なんとか無事(?)に最終回。
 元カノ同級生〜初恋相手のバツイチ美熟女〜その娘、という流れは最初から想定していたとおりですが、まさかここまで内容を削り続けることになるところまでは予想外でした……。
 この3倍くらいは書きたかった、というのが偽らざる本心です。
 色々あったんですよお、書き切れなかった設定とか。ああああ……。
 最終回に限っても、どうしてヒロインが主人公にあんなふうにいきなり迫ったのか、とか、もちろんちゃんとした理由が(私の中では)あったんですけれども。さすがにそれを説明するページ的余裕はございませんでした。残念。

 そのくせ、「プティ・スール」という、私の作品群(主に美少女文庫)でよく出てくる某洋菓子店の名前がさらっと出てくるのはご愛敬。

 ちなみに今回のこのシリーズ、好評だったら長編にまとめ直したいな、という野望も最初から持っておりました。
 どうですかね、黒本の編集さん?
 まあ、黒本用には他にもいくつかやりたいネタあるんですが。

 あ、最終ページの一番下の段、6行目で「なれて」が「慣れて」になってますが、これは私のミスじゃないですよ、と言い訳しておきます(笑)。