好きな作家やマンガ家を応援したいと思ったとき、より効果を上げる方法をご紹介しましょう。
……みなさん大人でしょうから敢えて書く必要はないと思いつつ念のため補足します、私は言外に「青橋にもやってくれ」と要求してますよ。そこらへんよろしく。空気読んでくださいね?
最も基本的かつ重要なのは当然、その応援したい相手の作品を購入することです。言うまでもありません。特殊な事情がない限り、これがスタートラインです。
いいですか、「いつもブックオフで買ってます」「ネットで拾いました」なんて堂々と言うのはあまりにもアレですよ、アレ。言葉濁しますがね、ここでは。大人ですから。大人ですから。
私の個人的意見ですと、もう入手が難しくなった作品に関しては「町の古本屋さんで買うのもいいよね」というスタンスですが、出版社の手前、「できれば電子書籍で買ってね」と建前も並記しておきます。最近、ちまちま利用してますけど、なかなかいいもんですよ、電書。
初めて買うときに古本を利用するのもアリだと思ってます。そんで気に入ったら、次からは新刊で買っていただけると嬉しいでげす、げへへ。
さて、好きな作家を応援したい、でもあまりお金も労力も費やさずに、という場合、有効な手段がいくつかあります。
ブログやネット書店、SNS等で「面白かった!」などと書くのももちろんかなりの効果を発しますしお金もかかりませんけど、労力はかかりますね。
しかし、発売したら可及的速やかに、as soon as possible 購入するという行為は大きな効果を発揮します。かかる費用は一緒にもかかわらず。コミックやラノベ系は特に威力抜群。
最近はもう初速だけで「売れる・売れない」を判断する傾向が強まってるのが原因です。ラノベみたいに競争が激しいジャンルだと発売から3日間で勝敗が決する、なんて言われたりもします。マジです。
美少女文庫だとそこまで極端ではありませんが、それでも翌月の新刊が出るまでの一ヶ月でだいたいの傾向は現れる気はしますねえ。
新刊の数が多いのに対し、書店の物理的スペースに限りがあるという事情が絡んでいます。
お客さんの目につく売り場に置ける期間が昔より短くなっている、というわけです。まあ、これだけではないでしょうが。
だから、この短期決戦に新刊を買ってくれるというのは、昔に比べて遙かに威力があります。発売直後の1冊は数ヶ月後の何冊分にも相当するのです。マジです。
あと、これは聞いた話なのですけど、書店員さんに「**(目的の本)ありますか」って感じで質問してみるのも効果的だそうです。なるほど。「この本は売れてるんだな」と思わせるわけですね。いい手だ……!
書き手の立場から言わせてもらいますと、中身をいいものにする努力は当たり前なんですが、今はそれを広く知ってもらう、書店に置いてもらうというステップも必要になってます。私は「いいものなら売れる」という神話を信じたい人なのですが、目にしてもらうために書店さんに取り扱ってもらわないとスタート地点争いにも参加できませんから。これが現実です。
おかげさまで私は今のところ少なくない数を刷ってもらい、置いてもらい、買ってもらい、読んでもらっています。でも、いいものを書いてるのに勝負するチャンスすら与えられない同業者がたくさんいるのも事実なのです。
もしもあなたにご贔屓の作家がいて、今後もその人の作品を読み続けたいと思ったなら、可能な範囲でいいです、発売直後に買ってください。その1冊はあなたが思っている以上の破壊力を秘めているかもしれないのです。
たとえば書店で「1冊分の予算しかないな、今日はどっちを買って帰ろう」と悩んだときは、マイナーなもの(例:青橋由高)を先に買ってください。進撃しちゃう巨人とか、名探偵なコナンとか、ワンなピースはあとでコンビニででも買えますから!
……やべ、ちょっと危険な発言しちまった。すんません。
もう一つ、あるいはさらにお手軽&強力な支援の方法もあります。アンケートorファンレターです。
マイナー(部数が少ない)であればあるほど、1通の威力がアップします。連載作品をあなたの1通が打ち切りのピンチから救う可能性は小さくないのです。マジです。
アンケートがなくとも、編集部へのメールも効果があります。
多分、みなさんが想像してるよりもずっと少ないんですよ、読者から編集部への反応って。
なお、ここらへんの作戦はエロゲなんかにも有効です。めっちゃ有効です。本当に欲しいと思ったゲームあったら、速攻で予約すべき。すっげー威力です。マジです。
では、まとめに入りましょうか。
・応援したいマイナー作品は発売直後に買う
・予約するのもオススメ
・可能ならアンケート出したり、編集部に「面白かった」などとメールする
あなたの応援によって救われる作家がいるのです。そしてそれは結果的にあなたにとってもプラスになります。
一度なくなったものはもう復活しません。存続させることこそが大切なのです。
全然話は違いますが……そういえばこの作品、まだぎりぎり発売一ヶ月以内ですね。
いえいえ、別に買えなどとは言ってませんよ? ええ。
異世界でハーレム始めました 姫騎士と魔王と王妃
青橋由高(著)・有末つかさ(イラスト)
美少女文庫(公式サイトはこちら)
……みなさん大人でしょうから敢えて書く必要はないと思いつつ念のため補足します、私は言外に「青橋にもやってくれ」と要求してますよ。そこらへんよろしく。空気読んでくださいね?
最も基本的かつ重要なのは当然、その応援したい相手の作品を購入することです。言うまでもありません。特殊な事情がない限り、これがスタートラインです。
いいですか、「いつもブックオフで買ってます」「ネットで拾いました」なんて堂々と言うのはあまりにもアレですよ、アレ。言葉濁しますがね、ここでは。大人ですから。大人ですから。
私の個人的意見ですと、もう入手が難しくなった作品に関しては「町の古本屋さんで買うのもいいよね」というスタンスですが、出版社の手前、「できれば電子書籍で買ってね」と建前も並記しておきます。最近、ちまちま利用してますけど、なかなかいいもんですよ、電書。
初めて買うときに古本を利用するのもアリだと思ってます。そんで気に入ったら、次からは新刊で買っていただけると嬉しいでげす、げへへ。
さて、好きな作家を応援したい、でもあまりお金も労力も費やさずに、という場合、有効な手段がいくつかあります。
ブログやネット書店、SNS等で「面白かった!」などと書くのももちろんかなりの効果を発しますしお金もかかりませんけど、労力はかかりますね。
しかし、発売したら可及的速やかに、as soon as possible 購入するという行為は大きな効果を発揮します。かかる費用は一緒にもかかわらず。コミックやラノベ系は特に威力抜群。
最近はもう初速だけで「売れる・売れない」を判断する傾向が強まってるのが原因です。ラノベみたいに競争が激しいジャンルだと発売から3日間で勝敗が決する、なんて言われたりもします。マジです。
美少女文庫だとそこまで極端ではありませんが、それでも翌月の新刊が出るまでの一ヶ月でだいたいの傾向は現れる気はしますねえ。
新刊の数が多いのに対し、書店の物理的スペースに限りがあるという事情が絡んでいます。
お客さんの目につく売り場に置ける期間が昔より短くなっている、というわけです。まあ、これだけではないでしょうが。
だから、この短期決戦に新刊を買ってくれるというのは、昔に比べて遙かに威力があります。発売直後の1冊は数ヶ月後の何冊分にも相当するのです。マジです。
あと、これは聞いた話なのですけど、書店員さんに「**(目的の本)ありますか」って感じで質問してみるのも効果的だそうです。なるほど。「この本は売れてるんだな」と思わせるわけですね。いい手だ……!
書き手の立場から言わせてもらいますと、中身をいいものにする努力は当たり前なんですが、今はそれを広く知ってもらう、書店に置いてもらうというステップも必要になってます。私は「いいものなら売れる」という神話を信じたい人なのですが、目にしてもらうために書店さんに取り扱ってもらわないとスタート地点争いにも参加できませんから。これが現実です。
おかげさまで私は今のところ少なくない数を刷ってもらい、置いてもらい、買ってもらい、読んでもらっています。でも、いいものを書いてるのに勝負するチャンスすら与えられない同業者がたくさんいるのも事実なのです。
もしもあなたにご贔屓の作家がいて、今後もその人の作品を読み続けたいと思ったなら、可能な範囲でいいです、発売直後に買ってください。その1冊はあなたが思っている以上の破壊力を秘めているかもしれないのです。
たとえば書店で「1冊分の予算しかないな、今日はどっちを買って帰ろう」と悩んだときは、マイナーなもの(例:青橋由高)を先に買ってください。進撃しちゃう巨人とか、名探偵なコナンとか、ワンなピースはあとでコンビニででも買えますから!
……やべ、ちょっと危険な発言しちまった。すんません。
もう一つ、あるいはさらにお手軽&強力な支援の方法もあります。アンケートorファンレターです。
マイナー(部数が少ない)であればあるほど、1通の威力がアップします。連載作品をあなたの1通が打ち切りのピンチから救う可能性は小さくないのです。マジです。
アンケートがなくとも、編集部へのメールも効果があります。
多分、みなさんが想像してるよりもずっと少ないんですよ、読者から編集部への反応って。
なお、ここらへんの作戦はエロゲなんかにも有効です。めっちゃ有効です。本当に欲しいと思ったゲームあったら、速攻で予約すべき。すっげー威力です。マジです。
では、まとめに入りましょうか。
・応援したいマイナー作品は発売直後に買う
・予約するのもオススメ
・可能ならアンケート出したり、編集部に「面白かった」などとメールする
あなたの応援によって救われる作家がいるのです。そしてそれは結果的にあなたにとってもプラスになります。
一度なくなったものはもう復活しません。存続させることこそが大切なのです。
全然話は違いますが……そういえばこの作品、まだぎりぎり発売一ヶ月以内ですね。
いえいえ、別に買えなどとは言ってませんよ? ええ。
異世界でハーレム始めました 姫騎士と魔王と王妃
青橋由高(著)・有末つかさ(イラスト)
美少女文庫(公式サイトはこちら)
コメント
コメント一覧
よくファンの行動で救われた経験を語る苦労人がいますが
それは苦労人、本人がそれまで積み重ねた努力がファンに行動を起こさせるらしいのです。人間頑張った分がいつか返ってくると信じて明日に向かうんでしょう
努力なくして成功なし、一ファンとして大したことはできないですがその努力と頑張りにしっかり反応していきたいものです
とりあえず、次回作お早くお願い申し上げまですハイ
待ってるよ〜
あるSNSで毎月購入した本についての日記を書いていたりと地道に行動してはいますが自分が交流している相手がわりと年齢層が高かったり学校の先生がいたりするのでどうしても美少女文庫などのものは省きがちになります…それでも青橋由高さんのことはちょいちょいと話題にしてはいますが効果のほどは疑問です…
自分はもともとマイナーな作品を優先的に購入していますが、最近は本の回転率が早くて何度もそれで悲しい思いをしています…
最近海外ではレイモンド・チャンドラー氏やアガサ・クリスティーなどのすでに亡くなった方のキャラクターを使った新作が盛んに、それこそそういったことを嫌って最終作でポワロを殺したのに今年遺族の依頼の元に新作が発表されるのは、ネットなどの発達や本の流通の変化で新作が出ないと古い作品になかなか手を出さないから、そのきっかけのためという話を聞いて本当に本の動きは難しくなったのだと感じます…
多少は余裕ができたので、アニメのDVDやゲームを今の時点でいくつか予約できるようになりましたが自分が購入した作品の初速枚数に愕然となったりしたりと本当に不安な気持ちになります…
本に関して困るのは地方なので入荷するものが選別されていたり、取り扱いをしていないからと予約取り消しもあったりと…本屋さんは知らない作家に出会う場所でもあるので出来るだけ本だけは本屋さんで購入したい自分です…CDやゲーム、DVDは平気で通販を利用できますが未だに本だけはそれこそ店舗特典目的とはいえなぜだか罪悪感を感じてしまう自分です…
今回は長文駄文失礼しました…
私は10年以上やってても数えるくらいしかアレな体験ないので、かなり読者には恵まれていると思います。
それなのに肝心の本人がアレなままで申し訳ないのですがっ。
次回作は、一応、今日の時点で200ページ突破しました。でもこの調子だとまた400ページコース(^^;
予定どおり発売できるよう頑張って追い込みかけますから、もうしばらくお待ちくださいませ。
>マープルさん
誤解されないよう補足しておきますけど、買っていただいてるだけでもう充分な支援になってます。ここは間違いないです。
ただ、敢えてそれ以上の支援をしたいという、ある意味特殊なシチュエーションでの話です、これは。
だからお気になさらず。もう充分でございます。
自分が買った作品が打ち切りになったり、あまりセールスよくないって知ったりすると、確かにへこみますよねえ。
BDも、「え、こんだけしか売れてないの?」ってびっくりするときありますもん。
最初期の数冊以外は古本で購入したのはふみ破いたのとリットルのコーラーを文庫本いれとこの中にぶちまいたものだけだと思います。
打ち切りについてはもう達観してます、思い出すと悲しみの沼におぼれそうなので。例 フレンチメイドを期待してたんですがでませんでした。
フランス書院さんは前にみたとき電子書籍のお値段がアレだったのをみてもはや確認すらしてないという意見をあげておきます。
無事これ名馬。無理なさらず頑張ってください
発売直後を逃すとなかなか買えなくという
経験が少なくない身としては気になった作品は
可能な範囲で早めに買うような妙な強迫観念(?)
持っちゃってますねw
今はネット通販も充実してるので地元で買いそびれても
よほど古い作品でも無ければ入手できるのは
嬉しいですね
>電子書籍
結局は「慣れ」なんでしょうがちょっと苦手意識あって
未だに利用した事無いです^^;
私も最近、電子書籍のメインをhontoにしようかと検討を開始したんですが、自分の本がないことにショックを受けました(笑)。
特選小説の短編はあるのにぃ。
メイドシリーズは勝手に最終巻とか言ってるので(私は一言も聞いてないし、あれでダメなら他の少なくない本も打ち切りじゃねーの、と暴言を吐いておきますw)、そのうちまた同人で書こうと思います。
>大地さん
マイナーな本こそ早めに、というのはありますねえ。私も「あとでいっか」とやって何度後悔したことか……。
電子書籍は今後どうなるか、正直わかりません。