
青橋由高(著)・有末つかさ(イラスト)
美少女文庫(公式サイトはこちら)
後日談はこちら
・メロンブックスで描き下ろし別カバー&書き下ろしSS
・オータムリーフでカットシーンの小冊子
・フェア参加書店で書き下ろしSSペーパー
「こっちの世界の方が幸せでしょ」
扉の向こうはなんと異世界!
魔王を倒してハーレムへ!
王妃ソニアと初体験して魔王オリガをマゾ堕ち調伏!
姫騎士シルヴィアともツンデレラブ!
現代チートで魔界も王国も救えば──腹ボテパレード&再処女4P結婚式!
異世界で夢の勇者生活、始めました。
(その2から続く)
デビュー当初を除くと、私はもうずっと単発作品として長編を企画・執筆してきました。
どの作品でも、というわけではありませんが、たまに「もっとこのキャラたちで長編書きたいなぁ」と思うときがあります。そんなにはないんですけどね。書いてるあいだに思いついたアイディアは惜しみなく、ページが許す限りは全部ぶち込むから、脱稿したあとは達成感得られますし。
出し惜しみしてないことだけは私の数少ない長所だと思います。おかげで毎回、ネタを捻り出すのに苦労しますけど。
ところが今回は珍しく、執筆の早い段階から「ああ、これ、もっと書きたいなぁ」と感じました。書けば書くほどその思いは強くなり、中盤くらいから「もし次があればこうしよう」などと、そんな妄想ばっかりしてました。
普段やらない路線・設定だから、これまで使いたくても使えなかったアイディアがある程度ストックされていたこともあります。いつもと違うものを書くという刺激によって産まれたネタも少なくないでしょう。
これまでであれば、いいと思ったアイディアは物理的に可能な範囲で、つまりはページが許す限りは出し惜しみせずに原稿に投入してきました。
けれど今回は無理でした。どー考えてもアイディアもパトスも収まりませんでした。
だから、可能性は低いですが、続編も視野に入れて書きました。
別に、商業でやれなくてもいいんです。いつか、同人かなにかで発表できたらいいな、と。ある意味達観してます。諦めてるだけとも言いますが。
たとえば主人公の奨は一人っ子じゃありません。だからエピローグで***(ネタバレになるから伏せ字)が出てくるわけです。
もし続編があれば出してあげたいです。
あと、異世界のほうでは他国が出てきませんが、もちろん存在しています。
異世界からやって来たという勇者を疑ったり、狙ったりしてるでしょう。
魔王オリガと敵対する勢力もいます。
当然、みんな美少女です。このお約束は譲れない(笑)。
そーゆーのを書きたいな、と思いながら執筆しました。
万が一続編があるならば、「異世界でハーレム拡大しました 姉とエルフとサキュバス」みたいなタイトルかな? サブタイトルは適当に今つけただけですけども。
まぁ、でも作業中は続編どころでなかった、ということもまた確かです。発売できるのかこれ、と結構本気で心配しました。〆切的な意味でなく、分量的な意味で。
毎度毎度「ページが足りねえぇぇ!」と騒いでるのですが、今回は本当に心配でした。いつもと違い、書き始めたときから意識して分量を抑え気味にしてたにもかかわらず、初稿で370ページ。イラストとか目次とか入れたら実質390ページくらいです。
温情でページ増やしてもらいましたけど、それでも数十ページ削りました。そのカットしたシーンの一部がオータムリーフさんの特典小冊子になってます。
本当はもっと牧歌的なシーンも入れたかったんです。せっかくの異世界だし。
人外美女・美少女も書きたかったし。カラーイラストでちょっと出てきますけどね。
続編やりたいので、みなさま、応援よろしくお願いいたします。
……いいですか、ここでの応援とはつまり、買えという意味ですよ、わかってますね?
青橋は歯に衣なんて着せません。素っ裸です。歯の露出プレイです。買ってください。増税前に是非。
とか言いつつ、冬コミで書くかな、なんて現実的なことを考えてしまうくらいには心が削られているデビュー11年目の青橋由高でした。
ところでみなさんは3人のうちどのヒロインがお好きですか?
作中の「新し物好きの家族が〜」という文章に少し違和感…普通なら父親だとかの言葉が入るのにと思っていたのですが、一人っ子ではないということでもしかしてそれは兄弟・姉弟の趣味なのか?と色々と妄想してしまいました…
続編…この物語にかぎったことではないですが、本当に読みたいです…自分に出来ることは地道に作品を購入することだけですが、入手が可能な過去作品の注文を少しずつ考えている途中です
トリプル押しかけお姫様以前の作品はまだまだ読んでいないものが多いだけにどんな物語なのか楽しみです!
長文失礼しました