フィットした男
青橋由高
綜合図書
2015-12-05


 特選小説での8作目。

 シューフィッターという題材は結構前から温めていて、ようやく実現できました。長編よりは短編向きのネタですしね。
 足フェチのヒロインが理想の相手に出会って、というだけの展開ですけど、ちょっと特殊なネタだし、枚数も短いから、敢えて捻りませんでした。
 エロシーンはちょっとマニアック、かな?

 モデルにしたのは、私が実際にセミオーダーで靴を作ってもらったお店です。
 今、靴の修理頼んでてまた店に行くのですが、絶対にこのことは秘密(笑)。
 靴関係の蘊蓄はさくっと消しました。あれこれ調べたり実際に買ったりもしたんですけどね。

 歳上の、ちょっとツンデレっぽいヒロインは書いてて楽しかったです。こーゆーキャラ、好物です。ぐふふ。

 一番苦戦したのは、実はタイトル。
 靴とか足に関する故事成語、単語、専門用語を片っ端から当てはめてみたものの、大したもの思いつかなくて、結局は編集さんが決めてくれました。これでよかったと思います。