悪魔メイドはツンツンデレデレ! (美少女文庫)悪魔メイドはツンツンデレデレ!
青橋由高(著)・有末つかさ(イラスト)
美少女文庫
公式サイトはこちら(サンプルあり)
メロンブックスの特典はこちら
オータムリーフの特典はこちら
「くくく、わらわに挑むとは百年早い」
美しき紅蓮の悪魔・珠姫との死闘!
その果てに錬太を待っていたのは──押しかけメイドとなった悪魔と同棲!?
「どうじゃマスター、キモチよかろう」
悶殺必至のツンツン初体験 尻尾をつかめばビクンビクン メロメロに甘える悪魔メイドとデレデレえっち!

その2から続く)

 今回は執筆裏話を思い出せる範囲でいくつか。

 シリーズではないのですが、同傾向の「ツンツンメイドはエロエロです」「SPメイドはエロエロです」と違い、今作ではマスコットキャラが出てきません。「トリプル生徒会長と恋の守護霊」やあまかわあきとさんイラストの「姉ウエイトレス!」も含めると、美少女文庫作品ではずっとハリネズミやらSP犬やらご先祖様やら黒猫が登場していたんですよねー。
 担当さんからも「今回はなにか出します?」と聞かれましたが、「もういいんじゃね?」というノリでパス。深い意味はございません。
 いや、本当はね、序盤に出てくる下級悪魔を使い魔にしようとか、後半のアレを使役してもいいかなー、なんてアイディアはあったんですがね。
 よくよく考えてみたらタマさんがある意味マスコットみたいなもんだから、これでよかった気がします。

 あ、タマさんが猫っぽいのは、書きながら思いついた設定です。名前から「猫みたいだなー」と。

 珠姫って名前は猫とか関係なく、「ちょっと昔の、和風っぽい、でも可愛い名前がいいよねー」って理由から決めました。洋風にするって案もありましたが、考えるの面倒だからパス(笑)。

 ちなみに錬太くんは「錬成」をイメージして。努力の人なのです。

 錬太の名字が「海藤」なのは、プロットの時点では決めてませんでした。他作品と絡めるか悩んだのですが、本筋と関係ないしいいよね、ということで。
 「あやつはチートじゃ」とタマさんが言うように人間離れした能力を持つ錬太の秘密は、そこらへんにあるわけですね。もちろん弱点も。
 ここらへんは「トリプル押しかけ許嫁」をご参照ください(宣伝っ)。

 有末さんのブログで公開されてたから、イラスト無断拝借して、タマさんのキャラデザについても暴露しましょうか。

キャラ案1案その1
キャラ案2案その2
キャラ案3案その3

 正直なところ、全部魅力的でしたし、イメージ的には銀髪かなーとも思ったのです。
 ただ、白とか銀だとくららとかゆららがいるんで、他の作品ではあまり使えそうにない&カラーで映えそうな赤を選びました。髪も長いほうがイメージに合ってたし。
 マントは別の作品で使おう、ということで温存。
 「ツンツンメイド」でドレスの胸部分が縦に開いてたから、今回は横のものをチョイス。

 しかし……今だから書けますが、よくもまあ発売日に間に合ったなぁ、と(遠い目)。

 プロットがどーにかこーにか決まったのが1月5日。発売は3月。しかもこの時点でまだ2月発売の「初恋の女の娘」未完成。
 さらに私は〆切を勘違いしてて、それを指摘されたのが1月12日。大ピンチ。
 先にカラーの表紙とピンナップを有末さんにやってもらって、そのあいだにまず黒本を進めるわけです。
 もうね、この時点で進行おかしい。
 先に「悪魔メイド」のプロローグと第一章を書いて姑息に時間稼ぎして、有末さんが作業してるあいだに黒本を……という、泥沼スケジュール。本気で逃亡を考えました。

 一番の被害者は有末さんと担当さん。本当にすみませんでした……。


 おっと、一つ裏話忘れてた。
 ネタバレになるので詳しくは書きませんが、終盤、大勢出てくるあのシーンに、実は「悪魔な彼女、天使な妹」の万梨愛も連れて来られています。可哀想に。セリフもないんで、どーでもいいお遊びですが。タマさんとも面識あるみたいです。