3月のライオン 8 (ジェッツコミックス)
著者:羽海野 チカ
販売元:白泉社
(2012-12-14)
販売元:Amazon.co.jp
人間って基本的に「天才」という存在が大好きなんだと思います。
どうやっても届かない、神に祝福された、あるいは選ばれた存在には無条件に心惹かれるから、でしょうか。
少なくとも私は大好きです。憧れます。
この「3月のライオン」という作品には数多くの天才が出てきます。
努力とかそんな言葉が無意味な、残酷なまでに「選ばれた者たち」だけの世界です。
自分には絶対に届かない領域です。
だからこそ心が鷲掴みにされます。
生まれた瞬間に「お前はいらない」と拒絶された世界での物語なのです。
だからこそ心が揺れるのです。
憧憬、羨望、そして嫉妬と絶望。
自分はどうしようもなく凡人なんだ、諦めろ。
そう突きつけられるのに、私はこの作品をいつも読み返します。感動して泣きます。
選ばれた存在にはなれなかったけれど、でも、選ばれた者たちを眺めることはできるのです。
選ばれたからこその圧倒的な絶望を読めるんです。
もちろん、作者の羽海野チカさんがそれを描ける方だからなんですよね。
3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)
著者:羽海野 チカ
販売元:白泉社
(2008-02-22)
販売元:Amazon.co.jp
著者:羽海野 チカ
販売元:白泉社
(2012-12-14)
販売元:Amazon.co.jp
人間って基本的に「天才」という存在が大好きなんだと思います。
どうやっても届かない、神に祝福された、あるいは選ばれた存在には無条件に心惹かれるから、でしょうか。
少なくとも私は大好きです。憧れます。
この「3月のライオン」という作品には数多くの天才が出てきます。
努力とかそんな言葉が無意味な、残酷なまでに「選ばれた者たち」だけの世界です。
自分には絶対に届かない領域です。
だからこそ心が鷲掴みにされます。
生まれた瞬間に「お前はいらない」と拒絶された世界での物語なのです。
だからこそ心が揺れるのです。
憧憬、羨望、そして嫉妬と絶望。
自分はどうしようもなく凡人なんだ、諦めろ。
そう突きつけられるのに、私はこの作品をいつも読み返します。感動して泣きます。
選ばれた存在にはなれなかったけれど、でも、選ばれた者たちを眺めることはできるのです。
選ばれたからこその圧倒的な絶望を読めるんです。
もちろん、作者の羽海野チカさんがそれを描ける方だからなんですよね。
3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)
著者:羽海野 チカ
販売元:白泉社
(2008-02-22)
販売元:Amazon.co.jp
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もう圧倒されまくりです。