ツンツンメイドはエロエロですツンツンメイドはエロエロです
青橋由高(著)・有末つかさ(イラスト)
美少女文庫

公式サイトはこちら(サンプルあり)
「こんなにおっきくさせて……ホント、救いようのないエロ童貞ご主人様ね」
暴言毒舌幼なじみ・針山桐葉がメイドになって押しかけご奉仕!
エロエロ趣味を矯正すると言いながら──フェラ、パイズリ、顔射まで!
甘く危険なメイドゲームで初恋相手と初体験!
どんどんツンドラ彼女が好きになる!


 2012年4月発売。通算33冊目の単行本。

 3作続けて有末つかささんとのコンビになりますが、5作目にして初めてヒロインが3人じゃなくなりました(笑)。
 前作「トリプル生徒会長と恋の守護霊」で「押しかけ」の縛りをなくし、今回では「トリプル」すらなくしたわけですね。
 売れなかったとかではなく、これはもう純粋に、
「3人ヒロインは疲れたよパトラッシュ……」
 という状況に私が陥り、しかも毎回毎回毎回ページ超過しまくってたせいです。
 要するに、ここらで単独ヒロインやって、きちんと予定のページに収めようぜ、ペースを取り戻そうぜ、という意図があったわけです。
 もちろん、マンネリにならないように、とか、ネタもうねーよ、という意味合いもございます。

 なんでメイドネタにしたかは……あれ、なんでだったっけ? なんか理由があったような気もしますけど、ちょっと思い出せない……。久々にやろうか、とか、そんなノリだったようなないような?

 ああ、一つだけ決めてたのは、エロエロなメイドコスにするということですね。ここはこだわりまして、有末さんに「そこんとこよろしく!」と丸投げしました、はい。
 初期デザイン、有末さんのブログで見られますが、この中から私と担当さんとで選んだのです。
 私のリクエストは「胸が大きく開いてて、巨乳で、ニーソで、ロンググローブ!」という、趣味丸出しなものでした。

 幼なじみでメイド、というのは私の初期の代表作である「メイドなります!」シリーズを意識しました。原点回帰、というのはここ最近のテーマでもあります。
 もうみんな忘れてるだろうからネタの再利用してもいいよね、というあくどい考えもございます(笑)。

 ヒロインの桐葉のキャラはすんなり決まりました。イメージは「トリプル押しかけメイド妻」のゆららが幼なじみで同い年だったら……です。
 「生徒会長は妄想系」の舞奈とも似てますね。


その2に続く)