お嬢様温泉学園
月乃御伽(著)・〆鯖コハダ(イラスト)
美少女文庫

公式サイトはこちら(サンプルあり)
「こんなカラダにしちゃった責任、取りなさい!」
妹・葵のクリ××スが、剣道撫子・和葉の巨乳が、生徒会長・紫苑のお尻が──
俺が作った秘湯の力でビンカン化!?
ツンツンお嬢様が絶頂デレして、ミルクの湯、メイドの湯、ハーレムの湯で争奪戦!
3人とも嫁にするしか、この責任は取れないぞ!


 路線的にはどことなく私と似てるかなぁ、なーんて思いながら読み始めたんですが……うわぁ、全然違うよ(笑)
 内容じゃなくて、文体が。おおう、でも私はこっちのほうが好きかもしれん、青橋の文章よりも(笑)。

 誤解を恐れずに言えば、エロゲーとかラノベっぽい文章に骨太官能小説(それこそ昭和とかの!)のテイストを絶妙の分量で振りかけたって感じでしょうか?……いや、自分で書いておきながら酷いな、この表現。でもそう感じたんだもん! もちろん、悪い意味でなくてポジティヴな方向で、ですよ?

 私は素直に「うほっ、エロい! ぐへへ!」とか楽しんだんですけど、確かにこの文体というか喘ぎ声(まさにアヘ声!)は独特ですね。
 だがそこがイイ。
 今年読んだ中でもトップクラスにエロかった(好みに合った)1冊。

 あとこれ、よくよく考えると凄いネタですよね(笑)。


 私だったら和葉をお嫁さんにします。間違いなく。和葉可愛いよ和葉。