4日発売の月刊少年ライバル12月号で、人気作「あしたのファミリア」のショートショートを書かせていただきました。

1234608610_clあしたのファミリア
樋口彰彦
講談社

公式サイトはこちら(第1話の試し読みあり)

 何度かブログやTwitterでも触れてましたが、個人的に好きな作品なので、お話をいただいたときは凄く嬉しかったです。ってか、なんで私なんぞに依頼したのか、そっちのほうが不思議でしたが!

 やります!……と承諾したものの、実はすっげー不安もあったのです。
 だって……原作ファンや樋口さん、担当編集さんのイメージを壊しちゃいけないんですから。
 書きながら己のセンスと技量のなさを痛感しまくり、夜中に一人、日本酒かっ喰らってうじうじしてたのは本当です。

 SSの内容は読んでのお楽しみということで特には触れませんが、限られた紙面で可能な限り日月館の連中を動かしたかったので、頑張ってみました。
 個人的には千疋のダメ大人っぷりと花子のトイレフェチぶり、呼乃花の行き過ぎた(笑)愛情をもっともっと書きたかったんですけども、ここでも毎度お馴染みの「ページ足りねえええぇっ!」の悲鳴とともに断念。
 長編だろうがSSだろうが、常にページ数との戦いを繰り広げる青橋です。
 ちなみに、美少女文庫換算だと20ページくらいの分量です。ショートショートっつーか、もう短編か?

 樋口さんの挿絵イラストもがっつり4枚もありますので、是非本誌で確認してくださいませませ。
 3枚目と4枚目がお気に入り。
 呼乃花は俺の嫁。

 以下、執筆裏話。

 当初はオリジナルキャラのお姉さん視点でした。
 そこを明日視点に変えてちょ、と言われたので「へーい」と軽い気持ちで承諾しました。
 気付いたらあちこち気になっちゃって、最終的にはほぼ全面書き直ししてました(笑)。
 いや、長編でもそうなんですが、ちょこちょこ直すよりは最初から新規に書き下ろしたほうが早いし出来もよくなるんですよね。


 原作ファンのみなさんの反応が楽しみでもあり、不安でもあります。どきどき。
 まあ、私からは言えることはただ一つです。
 なにはともあれ、本誌買ってください。本編の単行本も一緒にレジまで持って行くと幸せになれるかと! よろしくお願いします!

(追記)
 単行本にも収録してもらいました!

あしたのファミリア(5) (ライバルKC)あしたのファミリア(5) (ライバルKC) [コミック]
著者:樋口 彰彦
出版:講談社
(2011-12-28)