奪妹表紙奪妹〜寝取られた義妹(18禁)
青橋由高(著)・安藤智也(イラスト)
青橋商店
とらのあなでの委託……委託終了
メロンブックスでの委託……完売
オータムリーフでの委託……完売
DMMでの委託
「やめて……もう許して……!」
 長年想い続けた義兄と遂に結ばれることができた少女に、卑劣な男の魔手が迫る。
「イヤ、私には兄さんが……好きな人がいるのっ」
 兄に見せるはずだったビキニが毟られ、豊かな乳房が剥き出される。
「中に出さないで、お願い、それだけは許してぇ!」
 ビーチに響く香乃の悲鳴は兄には届かない。
 若い女体は心を裏切り、憎むべき男にじわじわと蝕まれていく。そしていつしか甘い声が漏れてしまう。
「ごめんなさい兄さん、私、もう、もう……アアッ」
 白い肌に卑猥な水着の跡を焼き付けられた香乃に、愛しい兄の前で望まぬ絶頂を曝す恥辱が襲う……。

 常連さんからは散々叩かれ(笑)、たまに「寝取られに目覚めました」という言葉をもらいつつも「やっぱりこういうのダメ……」と嘆かれたりしたり、普段は青橋作品とは無縁の寝取られ・寝取りスキーの方々から「また書いて」と応援された、あの第1弾「奪恋〜寝取られた幼なじみ」に続くNTRシリーズ第2弾です。

 サンプルはこちら

 そんなわけですので、以下、その筋の方のみお読みください(笑)。

 前作はおかげさまでうちのサークルとしては一番数が出た同人誌となりました。
 エロラブコメ作家としてはびみょーに複雑な心境でございますけども(^^;

 今回も同志であるイラストの安藤さんと打ち合わせを重ねました(大半が雑談だったという噂もあり)。
 早い段階から「次は妹にしよう」とは決まってましたが、エロ水着の日焼け跡と巨乳ってところは安藤さんの趣味です。あとは作中の汗だくエッチとかも。

 ヒロインである香乃を処女にするか否か、どこまで堕とされるのか、寝取り男の一平を極悪人にするのか否か、ここらへんについても悩みましたけど、一番難航したのはエピローグですね。

 前作「奪恋」を読んでくれた方から一番多く寄せられた意見・苦情が「強引なハッピーエンドはいらない」「バッドエンドがいい」というものでした。
 そこでまず考えたのが、最終章でエンディングを分岐させて、ハッピーとバッド、どちらも書こうというアイディア。
 ただしこれはページ数と時間の関係もあって今回はパス。
 その代わり、あの二人の未来に関してはどちらともとれるようなエピローグにしてみました。

 え、完璧な鬱エンドだろ?……と思われる方が多いでしょうけど(そういうふうに書きましたし)、実は一平、案外香乃を手放さないんじゃないかって可能性もあります。

 ある意味お約束のあのラストですけど、本当はもっとエゲつないのも考えてたんですよ。
 だけどそれをやらなかったのは、「お兄ちゃんにとっては不幸だけど、香乃にとっては意外とそうでもない?」未来もあり得るって思ったからです。

 ただし、主人公のお兄ちゃんにはなーんもいいことありません(笑)。
 寝取られ属性の方は彼に感情移入してぞくぞくしてくださいませ。ふふふ。

 もうちょっと余裕があったら、ねっちりとエロシーン書き足したかったなぁ。旅館内で声を出せないシチュとかもプロットにはあったんですけどね。

 第3弾については、現在、まったくもって予定はありません。これ書くのって精神的にも大変なんで、やるとしたらもう少し先の話ですね。


 なお、今回のカバーのデザインと着色は、同人ゲームの大ヒット作「DISCODE」シリーズのディレクターとしても有名なLimさんにやっていただきました。ありがとうございます!