奪妹表紙奪妹〜寝取られた義妹(18禁)
青橋由高(著)・安藤智也(イラスト)
青橋商店
「やめて……もう許して……!」
 長年想い続けた義兄と遂に結ばれることができた少女に、卑劣な男の魔手が迫る。
「イヤ、私には兄さんが……好きな人がいるのっ」
 兄に見せるはずだったビキニが毟られ、豊かな乳房が剥き出される。
「中に出さないで、お願い、それだけは許してぇ!」
 ビーチに響く香乃の悲鳴は兄には届かない。
 若い女体は心を裏切り、憎むべき男にじわじわと蝕まれていく。そしていつしか甘い声が漏れてしまう。
「ごめんなさい兄さん、私、もう、もう……アアッ」
 白い肌に卑猥な水着の跡を焼き付けられた香乃に、愛しい兄の前で望まぬ絶頂を曝す恥辱が襲う……。


「奪恋」に続く寝取られシリーズ第2弾ですが、まあ、普段の青橋作品を読んでくださる方には不評です(笑)。
 でも、単純に配布数はいつもの同人誌の倍近いという、好きな人は好きという、ニッチ路線です。私と安藤さんの趣味全開です。同人ですので、好き勝手やっちゃってます。ぐへへ。

 以下、サンプルテキスト&イラストです。
 18禁なので注意。属性ない人も注意。

(本編第一章より抜粋)
「どうした、助けを呼ばねーの? 今なら叫べるぜ?」
 一平の言葉に、呆然としていた香乃は慌てて声を上げ、人を呼ぶ。
「誰か、誰か助けてください! 誰か、誰かー!!」
 しかし、押し倒され口唇と胸を嬲られてるあいだに周囲は暮れ、すっかり人もいなくなっていた。
「へへ、諦めなって。こんな田舎の浜辺なんて、暗くなったら誰も近づきゃしねーんだからさ」
 どうやらそこまで計算していたらしい。あるいは、この付近で似たような不埒な行為をした経験があるのかもしれない。
 不敵な笑みを浮かべた一平はいきなり香乃のビキニを捲り、史郎にしか見せたことのない白桃のような乳房を剥き出しにした。
「きゃああっ!」
「おっほ、ナイスなおっぱいじゃん。去年一昨年に比べて一気に育ったみてーだな、香乃ちゃんよ」
 耳まで真っ赤にして香乃は曝け出された胸を隠そうとするのだが、一平は顔色一つ変えずに少女の腕を剥がしてしまう。腕力のあまりの差に、香乃の絶望がさらに深まる。
「初めてじゃねーんだろ? だったらそんなに抵抗すんなって。ひと夏のアバンチュールだと思って愉しもうぜ?」
「だ、誰があなたみたいな人と……きゃっ!」
 香乃が悲鳴を漏らしたのは、急に目の前が眩しくなったせいだ。それがカメラのフラッシュだと知った途端、今度は別の意味で目の前が真っ暗になった。
「へへへ、香乃ちゃんのデカパイ、撮っちまったぜー?」
「な……な……っ」
 怒りと悲しみに、言葉がうまく紡げない。
「おおっと、安心しな。これはあくまでも保険だ。俺は香乃ちゃんが考えてるほど悪党じゃねーからよ。アンタが大人しくしてくれれば、とっととデータ消してやるって」
「こ、こんなことされて信じられるはずが……!」
「まぁ、そりゃそーだけどよ、信じる信じないはともかく、香乃ちゃんに選択肢なんかねーの。そこんとこ理解して欲しいわけよ、俺としてはさ」
 一平はまたしても長い舌で己の唇を湿らせる。どうやらこの男のクセらしいが、見てるだけで生理的な嫌悪を催す仕草だった。
「ど、どうしてこんなことをするんですかっ。私がいったいなにを」
「だーかーらー、ずっと狙ってたんだって。言ったろ? 香乃ちゃんみたいに可愛くて胸のでっかい女の子見たら、誰だって犯したくなるっての」
 そのあからさますぎる、そして率直すぎる返答に、香乃は一瞬思考が止まる。
(な……なんなのこの人)
 だが、その隙を一平は逃さない。
「んじゃ、乳首とマ×コ、いただきまーす。はむっ」
「ひゃあぁっ!?」
 剥かれた乳房の先端突起を口に含まれると同時に、ビキニボトムの中に手を突っ込まれ、姫割れを指でまさぐられてしまう。
 史郎とは全然違う感触におぞましさが駆け抜けるが、悲しいことに今の香乃に一平を振りほどく術はない。
「ひっ、ひっ……イヤ……イヤアアアァッ!!」
 それでも懸命に暴漢を引き剥がそうと抗うのだが、
「ひぎッ!?」
 反撃の気力を奪い取ろうとするかのように一平は香乃の乳首を噛み、そして膣穴を指でまさぐってくるのだ。
「あんまり暴れるなって。ちゃんとほぐして濡らさねーと痛いだろ? 俺だってそんな乾いたマ×コにぶち込みたくねーっての。大人しく俺の愛撫に身を委ねてろ」
「だ、誰がそんな……はひィ!」
 言い返そうとした香乃の肢体がびくんと跳ね上がったのは、男の指が敏感な肉豆をこね回したためだ。
 鋭い痛みが走ったあとに、じんじんとした痺れが広がるのが悔しい。
「ん、やっぱりここがイイんだな。ま、クリトリスいじられるのが嫌いな女もそうそういねーけど」
「や、やめて、触らないでっ! 汚らわしい!」
「へへ、いいねいいね。俺、可愛い女に罵られるの、大好きなんだ」
「ひうッ!」
 一平は陰核を指の腹で転がしつつ、再び乳首を咥え、さらには反対側の乳房をその骨張った手のひらで揉み始めた。
「でも、そんなふうに抵抗してた女が最後は泣きながら俺にしがみついて、ヒイヒイ喘ぐ姿を見るのが一番好きだけどな……くくっ」
「アアッ……イヤ、イヤ……助けて……兄さん……アアアッ!」
 甲高い声を漏らしてしまったのは、乳頭を舌先でほじられたままクリトリスを保護していた包皮を剥き上げられたせいだ。
 過敏な女の弱点を守っていたフードがなくなり、根本まで曝け出された肉芽に直接男の手が触れる。
「おほっ、いいね、もうコリコリじゃん。こりゃあ、史郎にヤられたせいじゃねーな。香乃ちゃん、オナニーしまくってただろ?」
「なっ……わ、私はそんにゃあぁッ!!」
 言葉が途中で喘ぎに変わったのは、知らぬ間に膨張していたクリトリスを摘まれると同時に乳首をつねられたためだ。
「いいじゃんいいじゃん、香乃ちゃん、いい反応だぜ?」
 鮮烈な痛みだけならまだしも、否定しようがない快感が若い女体を襲い、香乃は兄以外に見せたことがない反応を晒してしまう。
「さっきの話だと、穴開けられてまだちょっとだろ? それにしちゃずいぶんと感度いいもんな、こりゃ、史郎に抱かれるのを妄想して散々オナってただろ、ん?」
「…………」
 香乃はきゅっと唇を結んで無言を貫くが、耳まで赤くなった顔は、肯定してしまったようなものだ。
(だって……だって……っ)
「あーあー、別に責めちゃねーよ。女だってオナニーくらいするっての。むしろ俺は好きだね、エロい女。普段は清楚だけどホントは淫乱っての、男にとっちゃ最高の女だぜ?」
 一平はそんなことを喋るあいだも、香乃への愛撫をやめようとはしない。
 乳房を揉む手には次第に力が籠もり、柔らかく弾力に満ちた乳房はたぷたぷとその形を変えている。
 その先端は望まぬ反応によってピンとしこり、少女に悲しい疼きを送ってくる。
(あ、あ、そこはイヤ……触らないで……もう私をいじめないで……ぇ)
 しかし最も変化が大きいのは、牝芯をいじられ続けた女陰だった。
 フードを剥かれたクリトリスは浅ましいくらいに膨張し、普段はぴったりと閉じ合わさっている肉貝は内側から捲れ始めている。
「香乃ちゃん、結構濡れやすい体質みてーじゃん。ほら、俺の指、もうこんな」
「……ッ」
 淫汁で濡れた指を鼻先に突きつけられた香乃は、汚辱と悔しさに涙を滲ませながら顔を背けた。が、そんなことをされずとも、己の秘所が恥液で潤んでしまってるのはとっくに自覚している。
(どうして……こんな男にいいようにされてるのに……どうして私……っ)
 感覚を閉ざそうと意識すればするほど一平のタッチに肢体が反応してしまう。そのもどかしさに、香乃の瞳からぽろぽろと涙がこぼれ落ちていく。

サンプル用画像