メイドと巫女と極甘生活メイドと巫女と極甘生活
青橋由高(著)
フランス書院文庫

公式サイトはこちら(サンプルあり)

 その3を書いてからずいぶん経っちゃいましたが、今さらその4です。
 解説というか、裏設定のネタバレです。

 今回の「メイドと巫女と極甘生活」は同人誌「ごくあま!〜メイドと巫女とその後の生活」だけでなく「トリプル押しかけ許嫁」「トリプル押しかけメイド妻」、さらには「妹はふたご巫女」ともリンクしています。
 厳密に言うと私の作品は一部(寝取られモノとかダーク系の数作)を除いて全部同じ世界なんで、たとえば陽菜のメイド観をあんなふうにしちゃったのは恐らく由佳里さんとかその一味だろうと推測されます。まあ、陽菜の黒幕は多分「おしおき」の紗耶子さんでしょうが。

 美少女文庫ではもうお馴染みのこのお遊びですが、黒本でやるのはいかがなものか、という懸念はやっぱりありました。なにしろ読者層がかなり違いますし、また、私自身、あっちのレーベルでは外様ですからねえ。そこらへんの遠慮はありました。……遠慮してこれかよ、とか言わないよーに(笑)。
 その分、同人誌の「ごくあま!」では露骨に遊んでみました。「お嬢様姉妹はW嫁!」と思い切りリンクしてますし、web小説のほうでも書き下ろしましたしね。

 鬼江村シリーズは今後も続けたいと企んでますので、どっかで三十路ツンデレ巫女やマゾメイドが出てきたら「お。あの三人、元気でいちゃいちゃしやがってんな」とでも思ってくださいませ。