僕とメイド母娘僕とメイド母娘 ご奉仕します
青橋由高
フランス書院文庫

公式サイトはこちら(サンプルあり)
突然はじまったキュートな母娘との同居生活。
エプロンドレスから94センチの乳房を覗かせる未亡人と、むっちりしたとろける美肉でまぐわう最高の初体験。
姦係に気づいた処女娘もメイド姿でご奉仕を仕掛け……
成熟しきった35歳と、成長期の女子高生17歳。
ずっと一緒にいてほしい━━━僕の専属メイド×2!

 2010年2月発売。通算24冊目。

 アンソロジーで鬼畜系寝取られ風味短編を書かせてもらったことはありますが、青橋由高単独名義ではこれが初のフランス書院文庫、つまり本家、通称黒本への参戦となります。

 私の官能小説の原点は千草忠夫先生なので、いつかは
「やめて、堪忍して!」
「イヤ、お母様の前でなんて許してッ」

 みたいな鬼畜系母娘モノ(大好物です)を書きたいと思ってましたから、編集部からオファーをいただいて、
「うむ、遂に来たかッ」
 と!
 しかし担当の編集さん(美少女文庫のM編集長とは別の方)からの依頼内容は、
「甘々で! いつものノリで! あれより甘々で!」
 というものでした。
 路線的には「好き好き大好き♥お姉ちゃん」のような感じで、と言われたのです。

 確かに黒本でも神瀬知巳さんらが活躍してるフィールドですが、私がそこらへんのテイストを目指すと、間違いなく美少女文庫と同じか限りなく近い作品になっちゃいます。
 編集さんにそう告げると、
「全然構いません。むしろオッケー。ああいう感じで!」
 とあっさりゴーサイン。

 せっかくだから美少女文庫では書けない・書きにくい題材を、ということで、ヒロインは母娘にしました。
 だって……母娘丼は漢の夢だから!

 美人母娘が主人公の元に突然現れて、同じ屋根の下で暮らすことになったら……という設定はわりとあっさり決まりました。
 ただ、当初は主人公は20代半ばのサラリーマンでしたが、色々な理由からここだけ18歳の高校生に変更。ま、別にストーリーは変わりませんでしたけど。

 なぜ黒本でメイドなのか、という点については自己解説その2にて。