映画の後は渋谷のNHKホールで「まさしんぐWORLDカーニバル」という、さだまさしコンサートです。
 通常のコンサートとは違う、コアなファン向けのイベントなのですが(劇やったり、ファンからのリクエストをその場で歌ったり、年によって色々)、今回はゲストで大沢たかおさんが登場。この日一番の歓声でした(笑)。

 トークはとても面白かったのですが……彼のリクエストは(予想どおり)「風に立つライオン」(注)。

 わかる人にはわかると思いますが、これ、どう考えてもオープニングの曲じゃないです。ラスト近辺、もしくはアンコール用。それが初っ端ですよ、奥さん。曲が終わった途端、緞帳が下りるんじゃないかと思ったのは私だけじゃないはず。

 コンサートは、懐かしい曲が多くてなかなか嬉しかったです。まさか「転宅」をライヴで聴くとは思わなかったです……。

 と、ファンでないと全然わからないネタですみません。

 そうそう、もちろんチキンガーリックステーキも前座?で歌いましたが(所属が同じさだ企画)、なぜか気分は「ミュージックステーション」に出演した大泉(洋)さんをどきどきしながら見守ったあのときの気分そっくり。
 いや、大泉さんのときと違って、今回は明らかにアウェーじゃなくてホームだったんですけどね。


 余談ですが、この日は「アメイジング・グレイス」がラッキーアイテムだったのかもしれません(「戦慄の楽譜」と「風に立つライオン」、両方知ってる方はわかってくれるかと)。


(注)「風に立つライオン
 さだまさしの名曲のひとつ。ファンによる人気投票でも常に上位に来る曲だが、青橋がさだまさしのファンになったきっかけの曲でもある。
 大袈裟でなく、私の人生を変えた一曲。
 この曲に触発されて初めて書いた小説が学生相手の某小説賞で入選したのがきっかけで、本気でこの道を目指しました。

さだまさしベスト デビュー30周年記念リマスター盤